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カナダで暮らす

会社には、もう戻らない

留学エージェントから連絡をいただいていたのに、なんだかなかなか返事が書けずにいました。

カナダ co-opプログラム

送ってもらっていたのは、カナダのco-opという就業体験プログラムについての資料でした。私が、留学の目的は「語学の勉強と、働く体験をすることです!」と高らかに宣言したため、留学エージェントが「それなら是非オススメしたプログラムがあります!」といってこの資料を送ってくれたのでした。

このプログラムは、ビジネススキル、コミュニケーションスキル、人や組織を管理するスキル、医療事務のスキルなど、どれもそれについての専門知識を英語で勉強したあと、実際に就業して働く経験をするというものです。1年の滞在予定なら、前半の専門知識の習得に約半年、残りの半年で就業経験という感じ。2年のコースもあるし、10ヶ月のコースもあるし、そこは専門分野と滞在期間でいくつか選択肢があるようです。

そして何より重要なのは、英語力。

そもそも英語の「語学学習」ではなく、「専門知識を英語で学ぶ」ということなので、あんまりにも英語ができない設定はナシということ。当然ですが。

そりゃそうですよね。曲がりなりにも働くわけだから、相応の英語力は絶対に必要でしょう。

でも、私がひっかかったのは実はそこではなく…。

会社に就職する気は、ない

ビジネススキル、コミュニケーションスキル、人や組織を管理するスキルなどなど…、これってカナダでこれらのスキルを身につけて就業体験をしたあと、それを武器にどこかの会社に就職することが前提になっているプログラムってことでしょ?

私がひっかかったのは、ここ。

だって、私は今の仕事を退職したら、カナダから帰ってきたあとも会社に就職しようなんてこれっぽっちも思っていないから。

私は、いろんな経験を活かして、ユルく自分ビジネスを興そうとしているわけなので、今さら会社で役に立つことを学ぶ気はないのです。ましてやカナダまで行って、それをやりたいとは思っていないのです。

30代とは違うのよ

これはね~、アラ還からの留学だからこその視点だと思います。自分が30代だったら、カナダで培ったビジネススキルを引っさげて、どこかの会社に就職してやろうって思うと思うもん。今回送ってもらったプログラムの中から真剣にどのコースにするべきか、考えると思うもん。それに必要な英語のスキルを留学までになんとか習得しなくちゃと思うと思うもん。

でも、違うんだよな~。おとな女子としては、そういうことじゃあないんです。もう会社で働きたくはないんです。だってそれはもう十分すぎるほどやったから。

私がこの先目指しているのは、ユルく自分ビジネスを興すこと。時間をかけて自分ブランドを育てること。

会社に戻ることじゃあない。

ABOUT ME
ちな
公務員を早期退職。起業するも不発。再び雇われの身となり、迎える2度目の退職。70過ぎてもゴルフを楽しめるフィジカルと、1年間の海外生活実現を目指し、日々絶賛チャレンジ中。なぜかずっと錆びつかない好奇心があることが最大の強み。 
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