自分の好きなモノを紹介する記事のパターンって、よく見かける「定番」がありますよね。
要は、検索キーワード
「○○ おすすめ」とか、「おすすめ5選」「おすすめ10選」みたいなランキング形式とか、要はそのキーワードで検索されやすいからそれをタイトルにする必要があるってことなんですよね。
私も好きな商品を紹介するなら、この「おすすめ5選」みたいな記事を書いてみたいな~と思っていました。自分がいいなと思った商品にランクをつけて記事を書けるなんて、思いどおりに順位を決められてめっちゃ楽しそうだなと思っていました。
でもきっといきなり「5選」は厳しそうだから、まずは「おすすめ3選」ぐらいから軽くスタートしてこの型に慣れて、そしたら「5選」「10選」と増やしていけばいいな~なんて考えていました。
ところが…。
比較するモノがない
書いてみようとしたからわかったことなのですが、この「おすすめ○選」って記事は、書く前の取材段階の準備がすごく大変だと言うことに気がつきました。
まず最低でもその商品を実際に使ってみた経験が必要です。それによってどこが良いのか、なぜ好きなのかを文字にしていくというプロセスが踏めるワケです。
ところがここで問題が発覚しました。
私は普段からじっくり選んで「これだっ!」と思うモノしか買わないタチなので、まず同じ分野のモノが3つあるという状態が存在しないのです。つまり比較する商品が手元にはないってことです。これじゃあ記事は書けない。
取材用に同じ分野のモノをもう2つ3つ買うという手もあるのでしょうが、というか、手もあるどころではなくて、この手の記事を書く場合には、少なくとも最低5種類は買って試すというのが当たり前でしょう。
でもねー、私はモノを増やすのがイヤなので、同じ機能の物をいくつも買って試すなどという設定がもうすでに受け入れられないシチュエーションなんですよね。
なので結論。私には「おすすめ3選」すら書けません。
おすすめ1選!
じゃあ私にはおすすめ記事は書けないということなのか?!と考えました。そしてたどり着いた結論が、「おすすめの1つだけを紹介すればいいじゃん」ということです。
そ、もう、1つだけ紹介することにする!だってそれが私にとって一番自然なんだもの。そのかわり、あれやこれや比較してなかなか物を買わない私が買う物は、それなりに使いやすいしいい物だと思っています。私がそれを買うと決めたポイントを紹介すれば、それはそれでよくない?と開き直りました。
そりゃあ、検索ワード的に考えたらそんなの愚の骨頂だろうけど、私は自分の生活に合わない行動はとれないので仕方がない。モノを増やさないという、自分のやりたい形でやらせてもらうわ。
だから私の商品紹介記事は「おすすめ1選」。これでいく。