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からだメンテ

体重をキープする理由

コロナ禍でスポーツジムを辞めたことにより「太った~~~!」と嘆く友だちがいます。

運動では痩せられない

私の専門は体育です。私がまず最初に言いたいのは、「運動では痩せられない」ということです。脂肪1キロを落とそうと思ったら、フルマラソンを2回走らなければならないんですよ。運動で痩せるってことがどういうことだかわかりますよね。運動では痩せられないです。

運動は筋肉を増やして基礎代謝を上げるためにいいのであって、「運動=痩せる」は的外れです。

でも実際には、運動で痩せると思い込んでいる人が本当に多いと感じます。私の友だちも、太った理由を「ジムを辞めたから」だと言います。でもそれは違うと思います。

結局のところ、摂取カロリーが消費カロリーより多いことが原因です。要は食べ過ぎ。考え方としてはお金と一緒です。

収入が少なくて消費が多ければ貯蓄は減るし、収入が多く消費が少なければ貯蓄は増えます。これを食べるものに置き換えて考えればわかりやすいと思うのですが、なぜか多くの人が「たくさんのカロリーを取っても運動で消費すれば痩せられる」とよくわからない解釈をしていると感じます。

ケガをしたら、楽しくなくなる

体重をコントロールするには、摂取カロリーを知ること。そしてバランス良く食べること。これに尽きます。私はけっこう体重コントロールには気を使っています。その理由は、ただ1つ。

ケガをしたくないから。

体重が増えたら増えた分だけ、膝や足首には負担がかかっていきます。つまり増えた分だけダンベルが常に乗っている状態になるわけです。そうすると、そのうち腰が痛いとか、膝が痛いとか、からだのどこかに不具合が出てきます。するとどうなるかというと…

ゴルフやテニスやトレーニングが思うようにできなくなる。つまり、やりたい運動ができなくなる可能性が高まるってことです。

からだのどこかに不具合が出ると、楽しくプレーできなくなるんですよね。ちょっと深爪しただけで痛くて気になることってありませんか?それと同じで、からだのどこかが痛かったら何かを我慢したり諦めたりしなくちゃいけなくなる。私はそれがものすごくイヤなんです。好きなように動けないのは、動くことが大好きな私にとっては地獄です。

だから、そうなるキケンを少しでも減らすために体重をコントロールしています。

価値観が行動を決める

太ったことを嘆く私の友だちは「食べるのがやめられない」って言うけど、それを続けていくとケガにつながり好きなように動けなくなるかもしれないと思ったら、私は食べることをコントロールしてでも動けるからだでいることを選びます。

結局のところ、その人の価値観なんだと思います。「何を大事にするのか」…そこにかかっている。

この考え方を人に強要する気はないけれど、私はいつまでも動ける自分でいたいな。だって運動も留学も、からだの状態が良くないと楽しめないモノばかりだから。

普段からからだをいい状態にすることが、私にとってはスゴく重要です。

ABOUT ME
ちな
公務員を早期退職。起業するも不発。再び雇われの身となり、迎える2度目の退職。70過ぎてもゴルフを楽しめるフィジカルと、1年間の海外生活実現を目指し、日々絶賛チャレンジ中。なぜかずっと錆びつかない好奇心があることが最大の強み。 
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