ベランダのプランターでは、食べられるものしか育てないと決めています。
見て楽しむお花を育てるのが好きな友だちもいるのですが、私はお花は切り花を買うのが正解だと思っているので、自分で育てる気はナシ。
採ってすぐ使える
ミニトマトやピーマンなど、シロウトさんでも簡単に育てられる野菜を苗から買って、それを育てるのが定番です。
特にミニトマトは、あんまりお水をやり過ぎない方がいいからズボラ向きだし、収穫もそこそこあるからプランター菜園には最適なんじゃないだろうか。取れたては香りもいいし色もきれいだし、いいことずくめです。
ナスもやったけど、皮が固くてあんまり美味しくなかったので一度やったきりで、もう買わなくなりました。ズッキーニは、花が咲いた!実が大きくなるのが楽しみ!と思った途端にしぼんでしまって食べられるサイズまで大きくならなかったのが残念だったな~。
実より葉っぱ
でもなんといっても重宝なのがシソ。最近シソの葉は買ったことがないです。
元々は実家にあった野生のシソを、根っこごと持ってきて植えたのが始まり。それからは育つと花が咲き、種が落ちるので、次の年になると自動的に新しい芽がでてきます。毎年その繰り返しで育てているので、育てているというか勝手に生きているという感じです。
夏はそうめんにシソが欠かせないし、豚肉でシソと梅干しを巻いて焼いても美味しいし、おにぎりに海苔と一緒に巻くとこれも美味しい。万能な日本のハーブですよね。
そして時々やるのが、スーパーで買った子ネギの根っこを土に埋めて、そこから出てきた新しい芽を収穫すると言う再生型菜園。捨ててしまうものから、新しい芽が出てそれが新鮮で美味しいときたら、めちゃくちゃ得をした気分になります。元々高いものではないけれど、何度も再生させて収穫できるってコスパ高いですよね。
そんなわけで、うちのベランダプランターには、結局緑の葉っぱ類が多くなるというわけです。
土に感謝、水に感謝
当たり前のことだけれど、「土」ってすごいなぁと思います。土がなかったら植物は育たないんですから。
そして、同様に「水」も偉大だと思います。水がなければ植物だけでなく私たちも生きてはいけない。全ての元になっているのが水ですもんね。
「食べること」に関心をもつと、土や水にすごく目が向くようになると感じます。プランターで野菜を育てると、土や水のありがたみを感じられるから、それがいいのかな。
3年前に買ったアスパラガスの苗が、時々1本だけにょきにょき伸びてきます。それを手で折って生で食べるのが、最近の一番の贅沢です。