子どもの頃からスポーツをしてきている私にとって、スポーツは生活になくてはならない大切な存在です。子どもの頃はテニス、高校・大学ではバレーボール、就職してからも友だちとバレーボールのクラブチームを作ったり、職場のバレー部に所属して練習し、試合に出たりしていました。
続けたくても、続けられない時が来る
ただ、6人そろわないと試合に出られないバレーボールは、正直段々おっくうになってきました。一緒にプレーしていた大学時代の友人たちが、結婚→出産で離脱していったことも大きな原因です。
それにジャンプ力も落ちて、パフォーマンスが維持できなくなっていることを感じていました。
チームスポーツは、ずっと続けて行くには難しいのかなと感じました。
ひとりでもできるスポーツ
そんなわけで、職場の友だちに誘われるままにスキーを再開しました。スキーは子どもの頃から親戚に連れて行ってもらっていたので、なんとなく滑れるレベルでした。
スキーを始めると、久しぶりに「うまくなりたい!」病が発症。2級→1級→準指導員と、検定を受けて合格するために練習しまくりました。
そんな中、準指導員検定で仲良くなった友だちから、スキークラブでやるゴルフコンペに誘われます。
当時はよくわかっていなかったこともあって、「へぇ~、ゴルフなんてやったことないけど行っていいの?」と、わけもわからず参加しました。これがゴルフとの出会い。スキーをやっていなかったら、ゴルフを始めることはなかったかもしれません。
まさか、この先ウン十年もゴルフを続けることになろうとは…。当時は想像もしていませんでした。
ゴルフって… 不思議過ぎるスポーツ
その後もスキー仲間を中心にゴルフを続け、何人かで同じコースの会員権を買いました。自分がホームコースを持つことになるなんて…ね。まあ、公務員として働いていたので、自由に使えるお金がある程度あったことが前提ですが、”せっかく働いているのだからそのくらいの贅沢はしてもいいでしょう”という気持ちもありました。
こうしてずっとゴルフを続けているのですが、正直ゴルフがここまで難解で厄介なスポーツだったとは知りませんでした。やってもやってもうまくならないし、うまくなったと思うとどん底に突き落とされるし、これまでやってきたスポーツとは毛色の違うものでした。
正直、私はゴルフが好きなのか?嫌いなのか?今でもよくわかりません。
ただ一つ言えるのは、ゴルフで友だちになった人たちとの関わりが、私の生活に大きな影響を与えてくれているということです。
人生のロールモデル
私は現在60才。もうすぐ2度目の退職を迎えようとしています。
ゴルフ仲間の中には、私より年上の人も大勢います。その人たちを見ていると「私もあんな風になりたいなぁ。」と思える人がいます。
健康で、仕事もして、ゴルフも楽しんで、友だちもいて。身近に人生のロールモデルがいるって、すごくありがたいことです。だから今はこのゴルフ仲間とのご縁を大事にして行こうと思い、ゴルフを辞めずに続けています。
そして私がこのブログを始めたのも、自分自身が誰かのロールモデルになれるといいなと思ったからです。
リタイア後の設計をし始めているおとな女子に、「こんな選択肢もありか!」と参考にしてもらえたらいいなと思いながら、記事を書いているというわけです。