ジャイロトニックとジャイロキネシスって何が違うの?ピラティスとはどこがどう違うの?そんな疑問を持っている方も多いと思います。
そんなあなたに、ジャイロトニックとピラティスの両方の資格を持つプロが、わかりやすく説明してくれました!
ジャイロトニックとジャイロキネシスやピラティスとの違いとは?
ジャイロトニック? ジャイロキネシス? ピラティス?
似たようなトレーニングが色々あり過ぎて、もうわからなすぎ。
ずばり! ジャイロトニックと他のトレーニングとの違いとは、簡単にいうとこういうことです。
■しなり・ねじり + 螺旋状に動く = 三次元トレーニング
■ストレッチ感が大きい
ジャイロトニックとは、三次元的にストレッチをかけながら体幹を鍛えるトレーニングなのです。
ジャイロトニックとは?
1970年代に考え出されたニューヨーク発のメソッドで、元々はダンサーのためのトレーニングでした。
木製のマシンを使って、からだをねじりながら螺旋運動をするため、全身ストレッチ感が圧倒的に高いのが特徴です。
また、からだだけでなくマインドにも意識を向けて整えていくトレーニングです。
例えば、伸ばしたい方向に先に視線を向けて意識すると、視線がガイドをしてからだが動いていきます。このようなからだとマインドの両方を調和させて動きを導き出すようなアプローチも、ジャイロトニックの特徴です。
ジャイロキネシスとは?
ジャイロキネシスは、マシンは使わず床や椅子に座って行ないます。
ジャイロキネシスとジャイロトニックは、実は兄弟のような関係。
元々最初にできたのはジャイロキネシスでした。でも動きがむずかしい場合があり、それを補うものとして、マシンを使ったジャイロトニックが考え出されました。
マシンが動きをガイドしてくれるので、正しい動きを身につけることができるのです。
ジャイロキネシスは、動きを止めずにヨガをやり続けるようなイメージです。別名を YOGA for Dancers、ダンサーのためのヨガともいわれています。
ピラティスとは?
ピラティスはというと、その始まりは第二次世界大戦の後、ドイツでケガの回復やリハビリのために考え出されたメソッドです。
ピラティスは、筋力をつけてからだを鍛えるためのトレーニングです。比較的動きが大きく、腹筋や背筋を固定して手足を動かすようなからだの使い方をすることが多いのが特徴です。
床に座って行うものとマシンを使って行うものがあります。
筋力トレーニング的な要素が強く、ストレッチ感はそれほどありません。
ジャイロトニックとジャイロキネシスの違いを知ってトレーニングを選ぼう
ジャイロトニックをおすすめするのはこんな人
どのトレーニングが自分に向いているか考えている方のために、ポイントをまとめました。
■確実に自分の動きのクセを直したい
■マンツーマンのレッスンに抵抗がない
■初心者におすすめ (マシンが動きをガイドしてくれるから)
マンツーマンのレッスンなので、自分に合ったメニューに沿ってトレーニングすることができ効率的です。
マンツーマンのため1回のレッスン料は10,000円くらいになるため、お財布事情も考えて選ぶ必要がありますね。
ジャイロキネシスをおすすめするのはこんな人
ジャイロキネシスがおすすめなのは、こんな人です。
■まずはとにかく、からだを動かしたい人
■グループレッスンがいい人
■中級者以上 (比較的動きがむずかしいため)
ジャイロキネシスでは、グループレッスンを受けている人みんなに向けたメニューになるため、きめ細かい指導はありません。気軽にからだを動かして体幹を鍛えたい人に向いています。
レッスン料金も1回3,000円前後とお手頃なのも魅力です。
おわりに
いかがでしたか?ここまでお読みいただきありがとうございました。
今回お話をうかがったのは、東京・六本木にあるジャイロトニックのプライベートスタジオ Beyond The Body の石橋靖子さん。
ジャイロトニック・ジャイロキネシスはもちろん、ピラティスインストラクターでもあるので、それぞれの違いをわかりやすく教えてくれました。
そんな靖子さんに、ジャイロトニックと他のトレーニングの違いをまとめていただくと…
それぞれのトレーニングの違いを知って、自分に合った方法を選ぶことが、運動を続けていくためのコツのひとつです。
この記事が参考になったら、うれしいです。
そして、ジャイロトニックもゼヒ候補に入れてくださいね。
からだメンテは、どんな年代の方にとってもスゴく重要です。そして、日頃からコツコツと自分のからだに手をかけてあげることが何より大事です。
からだが変わっていく楽しさを、ゼヒ味わってくださいね。